気の向くまま雑記帳

気の向くままにまったりと。日常生活から思った事とか。

ピアノは私のお友達。

今日の塗り絵 「楽器」

f:id:juliatan:20220404215222j:image

今日は2週間ぶりのピアノのレッスン日でした。

 

私の通っているピアノ教室は、個人の先生のご自宅で、生徒さんは少人数のアットホームな雰囲気の教室です。

小学生から私よりご年配の方まで、そしてキャリアも様々な感じです。音大を目指すとかより趣味でピアノが弾けるようになりたい、とか好きな曲をピアノで弾いてみたい、という方が多いので、自由でゆったりとした教室です。親子や兄弟姉妹、おばあちゃまとお孫さん、なんて組み合わせで来られている方もいます。

そして、だいたい年に一度、小さなホールで発表会をします。

昔学校だった所を改築して、市の施設として使われている場所があるのですが、そこの元音楽室という場所なので、本当にアットホームな発表会です。

 

人数が少ないということで、だいたい一人数曲弾くことになるのですが、主にクラシックから1曲、好きな曲を1曲、連弾を1~2曲…という感じですかね。人数と時間の関係で、曲を増やしたりすることもあります。

 

前回の発表会は去年の春。まだ映画版の「鬼滅の刃」の熱が冷めやらぬ頃でした。

私は、特に上手い!ってほどでは無いですが、習っている期間が長いので、それなりの基礎は出来ていると自分では思っています。なので、クラシックは先生のおススメを参考に自分で選び、他の曲はその時の割と旬な曲を選んでいます。旬といっても、練習を始めてから(というか譜読みを始めてから)仕上げるまで短くても半年近くかかりますので、ちょっと遅めの旬、ですね。

過去には映画で「ボヘミアンラプソディー」が上映されたころには「ボヘミアンラプソディー」、エヴァンゲリオンの新劇場版(確か3作目)のころには「残酷な天使のテーゼ」、ドラクエ11が出たころには序曲のドラクエ11版、そして去年は「紅蓮華~From The Edge~竈門炭治郎のうた~炎」いいとこどりのメドレーを適当に作ってアレンジしたの、等です。

そして今年は、結構悩みまして…というのも、年末に「7月に発表会をしますよ」というお知らせがきたので、あまり時間をかけないで仕上げられる曲を探さなくては!という上に、私は基本楽譜が無いと弾けないタイプなので、楽譜を探すところから始まりました。

今年の旬…初めは、去年鬼滅の刃で通したので、残響散歌といきたかったのですが、中学生で鬼滅大好きっ子がその曲を弾きたいと先に言われたので、却下。

では何?呪術廻戦?それとも今流行りといったら??

先生が毎月購入している「月刊ピアノ」も参考にして、いろいろ考えて

結局「Cry Baby」にしました。(というわけで、U‐NEXTだったかで一気見しました)

私が思っていたより「東京リベンジャーズ」は漫画もアニメも人気だったようで、だいぶ譜読みが出来てきた今はかなりお気に入りの曲になってきました。

 

さて、クラシックの方ですが。

私は手が小さくて、オクターブギリギリ届く感じです。左手は届くのですが、右手は厳しい。なので、あまり難易度の高い曲に挑戦するにも限界がある感じです。中級レベルの曲だと、「その曲は今度中学生の子に弾かせたいから」と言われて遠慮する事もあったりしますし、気持ち的にはそこそこ難易度の高い曲にも挑戦したいとも思っていますし。

前の前はリストの「愛の夢」、前はショパンの「幻想即興曲」。これ以上となると半年で仕上げるのはキツイですし。

で、短期間ということで先生に甘えて、2曲弾くので少し易しい曲にしても良いですか、と。結局ショパンのワルツ11番(Op.70-1)と同じくショパンノクターン(Op.

9-2)に決めました。ま、定番ですね。

 

あと、連弾ですが。

先生と2曲、あと高校生の女の子と1曲弾くことになりました。ほとんどの生徒さんが先生と連弾するのが恒例でしたが、ここ数年先生の負担を減らすという意味も含めて、私と生徒さんで連弾するようにもなりました。

先生とは「美女と野獣」と「ジュピター」、高校生の女の子とは「A Hole New World」

 

というわけで、6曲です!

難易度を下げたとはいえ曲数は今までで一番多くなってしまいました。

まあ、いつも暗譜が「必須!!」でもないので、連弾は楽譜みながら…という事になるでしょう。ソロは暗譜出来そうな気もしますが。

というか、私は昔初見演奏は得意でしたが暗譜が苦手で、発表会はいつも暗譜に手間取る形だったのですが、歳をとってから逆になりました。

別に得意と不得意が変わった訳でもなく、単に老眼と乱視が進んで、初見が辛くなっただけです。譜読みはかなり時間がかかるようになってしまいました。ピアノの譜面台に本を置いても、乱視で楽譜が読めない状態。いちいち止まって音を確認しながら弾いて進めていく感じです。その分、指で覚えるようになったので、暗譜は昔より早く出来るようになりました。指で覚えないとただ目が辛いっていうのが本音ですけど。

 

昔は音大を目指していたりもしましたが、今は純粋に趣味として楽しく弾いています。新しい曲や少し難しい曲が弾けるようになるのは嬉しいことです。また、私はゲームが好きなので、そのBGMも弾きたいと思ったりして所謂「耳コピ」頑張ったりします。

ちなみに、私はたいていの曲が「ドレミ」で聞こえますが、私の場合は絶対音感ではなく、ピアノの聴音がちょっと得意な程度です。なのでコード付けは苦手です。

それでも好きな曲がピアノで弾けることは私にとってとても楽しく幸せな事ですし、せっかく弾けるので誰かに聴いてもらいたい、とも思っています。すごく緊張しますし本番に弱いタイプですが、それでも誰かに聴いてもらいたい、という気持ちは大きいです。

 

趣味(や好きな事)があるのは良い。頭を使ったり指先を使ったりするのは良い。などとよく言われる年代になってきました。体を動かすのは苦手で、散歩すらなかなか続きませんが、ピアノは私の一生のお友達、ですかね。

小さい頃習っていて良かった。習わせてもらえて良かった、と思います。

結婚や育児でかなりブランクもありましたが、それでも続けてこられて良かった、とも思います。

なんてこというと、もうトシだから…と敬遠してしまう方もおられるようですが、何をもってしても始めるのに遅い、という事はないと私は思っています。まあ、それなりに向き不向きはあるでしょうし、プロを目指すとかになると話は別かもしれませんが。

 

興味をお持ちの方は始めてみてはいかがでしょう?自宅にピアノがなくても、今時はコンパクトでお安いキーボードもあるようですし。

 

さて、私は7月までに6曲仕上げにかかります。がんばろー。